協議離婚で妻の持分を買い取った場合、住宅ローン控除は適用されるの?

協議離婚で妻の持分を買い取ったら…@

<事例>
下記のような事例の場合、新規の住宅ローンには、
住宅ローン控除が適用されるのでしょうか?

 

■一昨年、夫婦共有でマンションを購入。
■持分は夫が60%、妻が40%で住宅ローンを組み、一昨年から住宅ローン控除を受けている。
■本年、協議離婚が成立し、妻の持分を夫が新規のローンを組んで買い取ることになった。購入価格は1,000万円で返済期間は10年。
■夫は引き続きこのマンションに居住するつもりでいる。

協議離婚で妻の持分を買い取ったら…A

<検討>
基本的に、夫が妻から買い取った
40%の持分については、
中古住宅の取得に該当しますので
住宅ローン控除の対象になります。

 

また、本来は配偶者は
購入の対象者からは除外されるのですが、
このケースは離婚を前提にしていますので、
他人と同様の取り扱いになります。

 

ただし、この場合、
その後も同居しているなど
従来の生活とほとんど変わらない状態である場合には問題ですが…。

 

しかしながら、夫もこの住宅に従来から居住し、
住宅ローン控除を受けていたわけですから、
全く別個の住宅を新たに購入したというように考えるのも
難しいと思われます。

 

よって、次のうちどちらか有利な方を
選択できるものと思われます。

 

●従来からの控除期間の中で、対象借入金が1,000万円増加したものとして、
これからの住宅ローン控除を受ける。

 

●新たに妻から購入した持分について、
今後新規に住宅ローン控除を受ける。(注)

 

(注)この場合は、従来からの分はここで打ち切りになります。

 

スポンサーリンク